パキシル断薬から7ヶ月

前回記録してから、なんと3ヶ月も放置してしまった。
記録をつけなくなったのは、日常生活からパキシルが完全に消え、パキシルについて気にならなくなったことがある。
では、この3ヶ月、安定した精神生活を送っていたかと言えば、もちろん、そんなに世の中は甘くないし、鬱やパニック障害は、多分に自分の体質や性格の影響もうけるから、急に「明るく健康な私」に変身できるはずはない。

不安発作も、ときおり強くなるし、不眠は変わらず・・
でも、適当にソラナックスなどの頓服でコントロールしながら日々やり過ごしている。

パキシル減量にあたって、6月から通い始めたカウンセリングも、とりあえず年内でいったん終了。ただ、カウンセリングはときどきこれからも利用したいと思っている。

薬に頼らなくてすむようになった最大の要因は、こうして時間がたってみるとやはりカウンセリングにあったと思う。そして並行して秋から通った針灸治療。これも相当な効果があった。
私の場合、精神が先か、体がさきだったのかわからないけれど、とにかく、体全体が緊張していて、バリバリに固まっていたようだ。針灸院の先生曰く「板みたい」な状態だったそうで、これでは血も回らないし、血が回らなければ気分も暗くなる。固まった体をほぐすこと・・、鬱の治療はそれだけではもちろん無理だけれど、試す価値のある治療のひとつだと思う。
ただし、針灸士の方が、精神的問題と体の関係を理解している必要があるので、信頼できる治療院をさがすことは大切。

カウンセリングは治療当初はその効果が私にもわからなかった。
ただ、時間がたってみて、おそらくこれなしにはここまで回復することは困難だったと実感している。少し変わった治療法だけれど、もし自分にあえば相当効果があるだろう。
http://www.02.246.ne.jp/~kasahara/index.htm

いまの問題は、無気力と、時々強くなる不安発作。
これをどう乗り切るか・・。

まだまだ、回復の道は遠いだろうか・・