パキシル減量 104日

<睡眠の状況>

昨日の服用量:レンドルミン 0.25mg マイスリー デパス アモキサン50mg
am11:00起床 

<精神の状況と体調>

moopyの気分の変化

今週の服用量:パキシル なし(zeroにして83日)

今日はすっかり午前中ダウンで11:00まで眠っていた。
けれど、午後少しは元気が出て、部屋の掃除をして
映画を観にいった。
映画は「狩人と犬最後の旅」というドキュメンタリー
タッチのフランスもの。
大自然とその中で淡々と暮らす人々に、自分の情けなさ
というのか、小さなことに執着している愚かさを
改めてどうにかしなければ・・と思う。
でも、無理しないこと。

私の物語④
いつから、私は変になったのだろう。
本格的に「病気」と言われ、通院するようになったのは
彼が彼女とあっていることを知ってから1年以上あとのことだ。

よく耕された土地では、種は豊かな実をつける。
私の中で、不安の果実が実を結ぶのはそう難しいことでは
なかった。

「恋がひとを壊す」のか、もともと壊れていたものが
恋愛でいっそう壊れたのか私にはわからない。
もしかすると、私は最初から壊れていたのかもしれない。
彼はただ引き金を引いただけなのかもしれない。
彼が、引き金を引かずとも、やはり私はこうなって
いたのかもしれない。

私は、頻繁に彼に訊ねるようになっていった。
「今週は彼女から電話なかった?」
「電話しないで・・と言ってくれた?」
「もう会ってないよね・・」

彼は正直だった。
「今週は電話があった。」
「彼女は今度、房総に別荘をたてるかもしれないって」
「彼女は今度、C市の市長選にでるかも知れないって」
「彼女は今度・・」

もうききたくない。でも私は聞き続けた。

嘘をついてくれれば救われたのか、よくわからない。
ただ、嘘と本当のまざった会話の中で、不安はもっと
膨らんだことは確かだったと思う。